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海外の無料wi-fiスポットを利用する際のリスクと安全な使い方

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

海外でインターネットを利用するためには、「wi-fiスポットの利用」が最も一般的な方法です。しかし、海外のフリーwi-fiにはさまざまなリスクが潜んでいます。

wi-fiスポットにはどのようなリスクが潜んでいるのか、海外でスマホのデータ通信を行うときの注意点と併せてご紹介します。

海外のwi-fiスポット利用時に気を付けたいリスク

海外のwi-fiスポットを使う際には、次のようなリスクがあることを知っておきましょう。

ハッキングによる情報流出

不特定多数とwi-fi通信を共有すると、ハッキングにより情報が盗まれる可能性があります。ログインIDやパスワードを盗まれ、不正購入により高額な代金を請求された、クレジットカードが不正利用されたなどのケースも。

フリーwi-fiを利用する際には、ハッキングのリスクがゼロではないことを意識することが大切です。

なりすましによる犯罪被害

海外のwi-fiスポットに接続したことで、なりすましの被害に遭ったという被害事例もあります。

犯罪集団に個人情報や端末の情報が盗まれ、犯罪に利用されたケースは少なくありません。知らないうちに犯罪に加担してしまわないよう、wi-fiの安全性には十分に注意したいものです。

端末のウイルス感染

海外のwi-fiスポットでは、端末にウイルスを送り込まれるリスクもあります。端末がウイルスに感染するとスマホの不正操作などにつながり、犯罪のために利用されてしまうことも考えられます。

なりすましとよく似ていますが、ウイルス感染では実際に自分が持っている端末から操作が行われるため、犯罪の否定もより難しくなるでしょう。

海外でフリーwi-fiを安全に使うには?

海外のフリーwi-fiを安全に使うための方法は次のとおりです。

セキュリティ保護を確認する

wi-fiスポットに接続したら、アクセスポイントのセキュリティ保護を確認してください。セキュリティ保護が行われている回線であれば、通信が暗号化されているため比較的安全です。

wi-fiネットワーク一覧を見たときに、「鍵マーク」がついている回線はセキュリティ保護が行われているということを示すので、実際に利用する前に鍵マークの有無を確認することが欠かせません。

VPN接続を利用する

VPN接続を利用して通信を暗号化する方法もあります。VPN接続とは、アプリを利用して通信を暗号化し、仮想で自分だけの回線を作り出す技術のことです。

アプリを通して接続するだけでセキュリティレベルを高められますが、通信は必ずVPN事業者を通されることになるため、信頼できる事業者を選ぶようにしましょう。

海外でwifiを利用する際に気を付けたいスマホの設定

海外でwi-fiスポットを利用する際には、スマホの設定にも気をつける必要があります。

出発時には通信をオフにしておくこと

日本を出発する際には、インターネットに関する通信をオフにしておく必要があります。対象となる通信は、「データローミング」と「モバイルデータ通信」の2つです。

スマホの通信がオンになっていると、気づかないうちに海外のパケット通信を利用していて、高額な利用料金を請求されるリスクがあります。海外に行く際には必ず、データローミングとモバイルデータ通信をオフにしてください。

バックアップ関連をオフにしておくこと

スマホの自動バックアップもオフにしておきましょう。iCloudやGoogleフォトなど、自動的に画像や動画をバックアップする機能を使っていると、大容量のデータ通信を行ってしまう可能性があります。

海外に行く前に、スマホの設定でバックアップをオフにしておくことを忘れないようにしてください。

セキュリティを万全にするならレンタルwi-fiがおすすめ

セキュリティレベルの高い通信に、レンタルwi-fiがおすすめだとされる理由を見ていきましょう。

自分だけで回線を専有できる

wi-fiスポットとは違い、レンタルwi-fiなら自分だけで1つの回線を利用できます。

wi-fiスポットのリスクは、不特定多数の人々と回線を共有することにあります。ハッキングやなりすまし、ウイルス感染などは、悪意のある第三者と回線を共有しているから発生するリスクです。

レンタルwi-fiであれば自分1人だけで1つの回線を使うため、接続の危険性が大幅に軽減されます。

VPN接続による危険性もゼロ

レンタルwi-fiを利用すれば、VPN事業者による通信傍受の危険性もありません。wi-fiスポットを安全に使うためにはVPN接続が欠かせませんが、VPN接続でも通信を覗かれる可能性はあります。

しかし、レンタルwi-fiならVPN接続の必要性もなく、事業者を利用することのリスクを避けることが可能です。

海外のwi-fiスポットにはたくさんのリスクが潜む

海外のwi-fiスポットには、ハッキングやなりすまし、ウイルス感染などさまざまなリスクが潜んでいます。セキュリティ保護をされた回線でも100%安全ではなく、常にリスクと隣り合わせの状態です。

海外で安全にインターネットを利用するためには、モバイルwi-fiを1台用意することがいちばんでしょう。スカイベリーなら面倒な設定も必要なく、国内外と問わず安全な通信が利用できます。

スカイベリーなら、日本も世界もこれ一台。

スカイベリーは日本はもちろん世界158の国と地域で利用できるWiFiサービスです。

面倒な設定は一切不要で高速なインターネットが利用できます。

セキュリティについてもWPA2による暗号化通信を行っており、安心してご利用いただけます。

現在利用している通信料の金額が高い、通信速度が遅い、海外へ出張や旅行へ行く、
テレワークやオンライン授業などでWiFiを検討しているなどのお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。

筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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