クラウドSIMの仕組みとメリット・デメリットのまとめ

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

クラウドSIMとは、物理的に存在しない仮想のSIMを使ってインターネットに接続し、大容量通信を楽しむことができるサービスです。

大手キャリアとの契約よりも通信料金が安く抑えられるため人気がありますが、ここではクラウドSIMの仕組みやメリット・デメリットについて詳しく紹介します。

クラウドSIMの仕組みを解説

クラウドSIMの仕組みと、通常のwi-fiの違いについて詳しくみていきましょう。

クラウドwi-fi

携帯キャリアでスマートフォンを契約したときに発行されるSIMは、カード型もしくはインストール方式で手持ちの端末に読み込みをします。

クラウドSIMとは、ユーザーの持っている端末にインストールされている「シードSIM」というソフトウェアに直接サーバー上のSIMカードの情報を割り当てることで、物理的にSIMを所有していなくても通信を行うことができるシステム。

これにより、使用するSIMカードの契約や差し替えの手間をかけずに、SIM情報のダウンロードのみで通信が行えるようになります。

auやdocomoのようにいくつもの回線を使うwi-fiは、クラウドを通してサービスが提供されるため「クラウドwi-fi」と呼ばれています。

通常のwi-fiとの違い

通常のwi-fiサービスは、特定の回線の契約情報が記録されているSIMカードを端末に読み取らせてはじめてインターネットが使えるようになります。

クラウドサービスを通して仮想SIMを使うわけではなく、固定のSIMカードを直接読み取らせる方法なので、特定の回線との契約も必要になります。

クラウドSIMのメリットは?

クラウドSIMのメリットについて詳しくみていきましょう。

物理的なSIMが不要

クラウドSIMを利用すれば、特定のSIMを契約する必要はありません。世界中どこにいても端末さえあればすぐに通信が行えます。

複数の国や地域への移動にも利便性が高く、複数のSIMやレンタルwi-fiを準備しておく手間がかからないため、効率化や通信料金の節約にも役立ちます。

複数のキャリアのSIMが使える

従来、インターネット回線契約は「1契約につき1キャリアの回線」として固定されていましたが、クラウドSIMなら1つの契約でも数キャリアのSIMが使えます。

クラウドを通せば複数のSIMが読み込めるので、サーバー側に複数のキャリアのSIMカードが保有されている限り、どのキャリアとも無数に繋がり、通信ができるのです。

このシステムを使えば海外で割高なプリペイド式SIMカードを購入・契約する必要はなくなり、どの地域でも現地とほとんど同等の通信費に抑えることができます。

契約の手間と通信費を抑えたい人に最適

クラウドSIMは契約の手間と膨大な通信費の発生を抑えてくれるサービスです。

少しでも通信費を節約したい、回線やキャリアにはこだわらないのでネットが使えるようにしたい…といった方におすすめです。

クラウドSIMのデメリットや懸念点は?

クラウドSIMのデメリットや注意すべきポイントをみていきましょう。

回線が選べない

クラウドSIMは複数キャリアの回線が使える代わりに、使用する回線を選ぶことができません。

クラウドSIMの提供事業者と、SIM情報をまとめているサーバーを運用する事業者は別であり、サーバーの運用側でコントロールされているため、ユーザーによる回線の選択ができなくなっているのです。

通信トラブルの可能性も

クラウドSIMサービスを契約する際、使用する端末は全世界共通のものを使います。

そのため、A国では問題なく使用できてもB国では提供されている周波数に対応していないため、電波がキャッチしにくくなるほか、場所によっては通信接続ができない可能性もあります。

利便性の高いサービス

クラウドSIMはまだ始まったばかりのサービスですが、非常に利便性が高いためさらに一般的なものになっていくと考えられています。

特定のキャリアのSIMが不要になるので、海外での移動・出張が多い方はもちろん、国内でもキャリアの変更が多い方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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