skyberry

更新日:

電車内でもモバイルwi-fiルーターは通信可能!移動中でも切れない秘密とは?

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

モバイルwi-fiルーターは外出先や屋内外で使用できる通信機器で、建物の中はもちろん、移動中の公共交通機関でも活躍できる便利なアイテムです。

ここでは、モバイルwi-fiルーターが電車内でも使えるのかについて詳しく解説。電車のタイプや環境ごとの通信の特徴、繋がりにくくなる原因も紹介します。

モバイルwi-fiルーターは電車内でも通信可能!

電車や地下鉄などの公共交通機関におけるモバイルwi-fiルーターの使用についてみていきましょう。

電車の中

地上を走る電車の中では、モバイルwi-fiルーターの使用に問題はありません。トンネルや山間部など一部の場所では電波が繋がりにくくなる場合がありますが、地上では問題のない速度で通信が行えます。

ただし電車の場合は人が集中する主要駅や2本以上の路線が乗り入れている場所で電波の混み合いが発生しやすく、電波が繋がりにくくなることがあります。

地下鉄の中

地下鉄の中は基本的に電波が受信しにくくなりますが、通信事業者が鉄道会社と協力して屋外に基地局を設置し、受信環境を整えています。

そのため、以前に比べてモバイルwi-fiルーターによる通信がしやすくなっており、モバイルwi-fiルーターを提供しているキャリアによってはエリアの整備状況がチェックできるので、ホームページなどで受信対応エリアを確認しておくと安心です。

新幹線の中

新幹線の場合、長いトンネルを中心にアンテナを設置して通信できるよう対策をとっているほか、新幹線内でも無料wi-fiが提供されているため、モバイルwi-fiルーターの設定を変更して無料wi-fiを使用することが可能です。

※モバイルwi-fiルーターの機種や加入プランによって公衆wi-fiの使用ができない場合がありますので、事前に確認が必要です。

モノレールの中

モノレールは地上を走行するため、基本的にwi-fiの使用は可能です。地下やトンネル内などもアンテナの増強によって接続がしやすくなっています。

新幹線と同様に、無料のwi-fiを提供している場所が増えてきています。加入プランや設定を見直してこれらに接続することも可能です。

移動中でもwi-fiが切れない仕組み

電車で移動中にwi-fiが途切れにくい仕組みについてみていきましょう。

ハンドオーバーによる接続

移動中の公共交通機関でモバイルwi-fiルーターが使用できるのは「ハンドオーバー」という方法が採用されているため。

ハンドオーバーとは、移動中にモバイルwi-fiルーター端末が基地局を探し、自動的に切り替えて通信を維持できる方法です。基地局やアクセスポイントがあれば、どのような環境でもハンドオーバーがスムーズに行えます。

ローミングは異なる通信事業者のネットワークサービスを使えるようにする方法ですが、ハンドオーバーは端末が通信する基地局やアクセスポイントを移動中でも使えるように切り替える方法を指します。

電車や地下鉄はハンドオーバーがスムーズに行えますが、新幹線のように高速で移動する乗り物についてはこの作業が高速で行われています。

電車内でモバイルwi-fiルーターが繋がりにくい原因は?

電車内でモバイルwi-fiルーターが繋がりにくくなる原因についてみていきましょう。

遮蔽物がある場合

電車内でwi-fiが繋がりにくくなるのは、一つには障害物や遮蔽物が存在するため、地下のようにコンクリートや壁に囲まれた場所では、地上よりも電波が受信しにくくなります。

ハンドオーバーがしにくい場合

アンテナが設置されていない場所(トンネルや山間部など)に入ると、ハンドオーバーがスムーズに行われず一時的に接続が遅くなることも。

新幹線のように高速で移動している乗り物については、ハンドオーバーが追いつかず通信速度が安定しづらくなる場合があります。

通信が混雑する場合

都市部の通勤電車では混雑する時間帯に限り、通信が集中して行われるため繋がりにくくなることもあるようです。これは電車内だけに限らず、ホームや駅構内など人が密集している場所も同様です。

混雑を避けて電車に乗った場合でも、アクセスが集中する時間帯ではやはり一時的に接続スピードが落ちるケースがみられます。

駅の構造上の問題

深い場所に位置する地下鉄駅など、駅の構造によっては車内までうまく電波が届かず、接続スピードが落ちることがあるようです。

繋がりにくい原因を押さえておこう

モバイルwi-fiルーターが繋がりにくい原因は、混雑や環境の問題などさまざま。原因を押さえつつ通信のしやすい状況を選び、快適に通信を楽しみましょう。

スカイベリーなら、日本も世界もこれ一台。

スカイベリーは日本はもちろん世界158の国と地域で利用できるWiFiサービスです。

面倒な設定は一切不要で高速なインターネットが利用できます。

セキュリティについてもWPA2による暗号化通信を行っており、安心してご利用いただけます。

現在利用している通信料の金額が高い、通信速度が遅い、海外へ出張や旅行へ行く、
テレワークやオンライン授業などでWiFiを検討しているなどのお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。

筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

国内・海外でも利用できるスカイベリーWiFiの詳細を確認する

新生活応援キャンペーン‘24

WiFiコラム

ブログ記事一覧へ