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モバイルWi-Fiが遅いときの7つの原因と対処法

モバイルWi-Fiを利用するときに、通信速度の遅さが気になったことはないでしょうか。

今回は、モバイルWi-Fiが遅いときの7つの原因のほか、モバイルWi-Fiの速度低下を防ぐためにやっておきたい対処法について説明します。

モバイルWi-Fiが遅いときの7つの原因

モバイルWiFiが遅いときの原因

ここでは、モバイルWi-Fiが遅いときに考えられる7つの原因について紹介します。

1. 接続する端末が多すぎる

スマホやパソコンといった、モバイルWi-Fiに接続する端末が多すぎることで速度が遅くなる場合があります。

モバイルWi-Fiに一度に接続できる端末の数は、5台から10台ほどとされており、制限があるので注意が必要です。

2. 通信制限がかけられている

電波の届き方に問題がないのにもかかわらずモバイルWi-Fiの速度が遅い場合は、通信制限がかけられている可能性があります。

モバイルWi-Fiはデータ容量に制限があるものが多く、通常1ヶ月や3日間で使用できる容量に上限をつけているものが大半です。

そのため、データ容量が大きい動画などを長時間利用すると、あっという間に通信制限がかかってしまいます。

3. 他の電波と干渉している

モバイルWi-Fiと機器とを接続するために使用されている周波数は、2.4GHzが一般的で、私たちの身近に利用されている家電製品(電子レンジや電話機など)やBluetoothなどと同様の周波数帯となっています。

2.4GHzは周波数帯が狭いとされていること、また、狭い範囲でこの2.4GHzを利用することにより、電波が混み合って電波干渉を起こしてしまう可能性が高くなるのです。

このほかにも、マンションといった集合住宅でモバイルWi-Fiを利用した場合には、他の住人が使用している機器の影響から電波干渉を起こし、速度低下を招く恐れがあります。

4. モバイルWi-Fiの性能が低い

モバイルWi-Fi本体の問題として、そもそもの性能に問題があるという場合もあります。

例えば、モバイルWi-Fiのバージョンアップができていないとき、通信速度が遅くなる傾向にあります。

また、モバイルWi-Fiの種類によっては、「バッテリー優先モード」の設定ができるものもあります。この設定を行っている場合には、モバイルWi-Fiの速度が遅くなりやすいと考えておいたほうがよいでしょう。

5. サービスエリアの範囲外になっている

モバイルWi-Fiのサービスエリア範囲外にいるという場合も、速度が遅くなる可能性が高くなります。

多くのモバイルWi-Fiは、docomo(ドコモ)、au、Softbank(ソフトバンク)、WiMAX2+(ワイマックス)のいずれかの回線を利用していますが、都市部では繋がりにくさを感じないものの、郊外で利用する場合にはサービスエリア範囲外で圏外となることがあるので注意が必要です。

6. 障害物で電波が遮られている

モバイルWi-Fiのサービスエリアにも問題がなく、これといった原因が見つからない場合には、障害物が原因となって速度低下を起こしている可能性があります。

特に、docomoやau、Softbankといった3大キャリアが提供する回線(LTE回線)と比較し、WiMAX2+回線は障害物に弱い傾向があるため注意が必要です。

一般的に障害物があっても電波が回り込むLTE回線と異なり、直線に電波が進むWiMAX2+回線は障害物に遮られてしまいます。

7. モバイルWi-Fiの置き場所が悪い

モバイルWi-Fiは、受信端末からの場所が離れている場合にも、繋がりにくくなる傾向にあります。

また、部屋の中でも、窓から距離のある奥まった場所では速度低下を起こしやすい可能性が高まります。

モバイルWi-Fiの速度が遅くならないための対処法

モバイルWiFiが遅いときの対処法

ここからは、前述したモバイルWi-Fiが遅いときの原因を解決するための対処法について紹介します。

「モバイルWi-Fiが遅い」と感じたら、以下に挙げる5つの対処法を確認してみましょう。

1. モバイルWi-Fの使い方を見直す

スマホやゲーム機など多人数で利用する可能性がある場合は、同時にモバイルWi-Fiに接続する機器の数を意識して減らすなどといった対策をとるようにしましょう。

通信制限にかかってしまいやすい場合には、「なるべくパソコンやスマホに接続する時間を減らす」「自宅と外出先で利用するWi-Fiルーターを上手に使い分ける」「画質を落として動画を視聴しデータ通信量の節約を行う」といったように、Wi-Fiの使い方を見直した上で利用することを検討するとよいでしょう。

2. モバイルWi-Fiの機器を交換する

モバイルWi-Fiの機器のスペックが、速度低下に影響している場合もあります。そのような時は、大容量でクラウドSIMを取り扱っているモバイルWi-Fiに乗り換えることで、改善する可能性があります。

また、機器を交換しなくてもモバイルWi-Fiのバージョンアップを行うことにより速度低下を防げる場合もあります。バージョンアップを行うには、モバイルWi-Fiのメーカーホームページ等を確認してみるとよいでしょう。

3. 利用プランの見直しをする

たびたび通信制限がかけられるのであれば、現在契約しているプランを見直す必要があるかもしれません。月々の平均的な使用量を見極め、自分の使い方にあったプランに切り替えるようにしましょう。

特に動画の視聴が多い場合などは、大容量プランの使用を検討してみるのもおすすめです。

このほかにも、日頃から通信制限にかからないよう、自分が現状どれくらいのデータ通信量を利用しているのか、端末の画面などで把握しておくのもよいでしょう。

4. 事業者のホームページでサービスエリアを確認する

モバイルWi-Fiのサービスエリアかそうでないかを確認するには、Wi-Fi提供事業者のホームページを確認するとよいでしょう。

エリア内に入っているのに通信速度の低下が見られる場合は、基地局の工事やメンテナンスが実施されている可能性があります。

こちらについてもWi-Fi提供事業者のホームページに情報が掲載されているため、確認してみるのがおすすめです。

5. モバイルWi-Fiの置き場所を変更する

モバイルWi-Fiはちょっとした置き場所を変えるだけでも、通信速度が変わってきます。

モバイルWi-Fiと端末の距離が離れている場合には両者を近づける、モバイルWi-Fiの場所を移動するだけでも効果がみられる場合もあります。

また、同じ部屋の中で使う際には、窓際や高い位置にモバイルWi-Fiを設置すると回線の電波がキャッチしやすく、より快適に使用できるようになります。

モバイルWi-Fiの速度が気になる時には原因を探って適切な対処を

モバイルWi-Fiの通信速度が気になる場合には、今回紹介した内容を参考に原因を探ってみるとよいでしょう。

適切な対処法を施すことでより快適にモバイルWi-Fiでの通信を楽しむことができるのではないでしょうか。

まとめ(よくある質問)

モバイルWi-Fiの速度が遅い原因は?

モバイルWi-Fiの速度が遅い時の主な原因は、「接続する端末が多すぎる」「通信制限がかけられている」「他の電波と干渉している」「モバイルWi-Fiの性能が低い」「サービスエリアの範囲外になっている」「障害物で電波が遮られている」「モバイルWi-Fiの置き場所が悪い」の7つが考えられます。

モバイルWi-Fiの速度が遅くなってしまった時の対処法は?

モバイルWi-Fiの速度が遅くなってしまった時の対処方法は「モバイルWi-Fの使い方を見直す」「モバイルWi-Fiの機器を交換する」「利用プランの見直しをする」「事業者のホームページでサービスエリアを確認する」「モバイルWi-Fiの置き場所を変更する」の5つになります。お困りの時は一つずつ適切な対処法を検討してみてください。

なぜ夜になると速度が遅くなるのでしょうか?

夜はインターネットを利用する人が増える時間帯なので、回線が混雑することが主な原因となっています。

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