海外旅行で注意!携帯の充電方法とは?
※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※
楽しい海外旅行の際に、必需品である携帯電話やタブレット端末を持っていく方も多いでしょう。しかし気を付けなければならないのが、電子機器の充電方法についてです。
今回は、海外旅行で注意しなければならない、携帯電話やタブレットの充電方法について紹介していきます。
目次
コンセントには規格が設けられている
電子機器を充電するためには、充電器をコンセントに差し込む必要があります。しかし注意しなければならないのが、コンセントは日本の物と規格が異なるケースがあるのです。
コンセントは世界共通の規格ではなく、国によって適切な規格が採用されています。そのため、日本と同じ充電器を差し込んでも、充電できない可能性があるのです。
日本で使用できる充電器を無理矢理、規格が異なるコンセントに差し込んでしまうと、端末が故障してしまったり、最悪の場合は爆発してしまう恐れがあります。
日本では規格が合っているからこそ、安全に使用することができますが、海外では規格が異なるだけで、危険な物に変化してしまう恐れがあるのです。
ただ日本の充電器が使用できない訳ではなく、海外のコンセントでも使用することができるようになる商品が販売されています。海外の規格を把握して、海外のコンセントに合う形状と電圧で充電することが大切です。
海外旅行先のコンセントの形状を把握
まず日本の充電器で、電子機器を充電するために、海外旅行先のコンセントの形状を把握することが大切です。日本と同じ、Aタイプと呼ばれる2つ穴の形状を採用しているのは、アメリカやアジア各国の一部地域となっています。ヨーロッパや他の地域では、他の規格が採用されているようです。
イギリスで採用されているコンセントの規格は「BFタイプ」と呼ばれる四角の3つ穴の物で、フランス東欧では「Cタイプ」、オーストラリアでは「Oタイプ」という形状が使用されています。国よって、コンセントの規格が異なるので、海外旅行に行く前に確認しておきましょう。
日本とは異なる規格のコンセントを採用している海外旅行先では、取り付けることで対応可能な「変換プラグ」を用意しておけば安心して充電することができます。
中には複数の形状に合わせることができるように、マルチな変換プラグも販売されているので、頻繁に海外旅行される方であれば、マルチ変換プラグを用意しておくといいでしょう。
電圧が異なるケースもある
海外旅行先のコンセントが、日本の物と形状が一緒だったとしても、日本で使用できる充電器を使用してはいけません。同じ形状であったとしても、電圧の設定が異なるケースがあります。
日本のコンセントの電圧設定は「100ボルト」ですが、世界的に見ても低い数値であるため、他の国で使用すると機器の故障に発展する恐れがあるのです。
例えば、ヨーロッパの電圧は220~240ボルトとなっており、日本の倍以上の数値となっています。対応に注意しないと、危険です。
電圧に対応するためには、「変圧器」を間に挟む必要があります。変圧器を利用し、適切な電圧に設定して充電することが大切です。
充電するならマルチ変換プラグと変圧器をセット
海外旅行で携帯など、電子機器を充電したい場合、コンセントの規格が合わないことが多いため、マルチ変換プラグと変圧器はセットで持っていく必要があります。
コンセントの規格は、甘く見ていると故障の原因になったり、火事にまで発展する危険があるので、丁重に扱うことが大切です。
せっかくの海外旅行なのに、充電一つで台無しになってしまうこともあるので、しっかり事前準備は怠らないようにしましょう。
マルチ変換プラグではなくても、海外旅行先のコンセントの規格を理解しているのであれば、対応する変換プラグを持っていれば、充電することができます。
後から、充電に困ってしまわないためにも、充電する手段をしっかり把握しておきましょう。
海外旅行先は充電に注意
携帯電話は、海外でもメールのやり取りや地図アプリを使用する時など、何かと利用するために必要になってきます。そんな時に充電切れになってしまうと、海外旅行先で不便な思いをしてしまう恐れがあるでしょう。
そうならないためにも、海外旅行先のコンセントの規格に合うように、変換プラグと変圧器を持っていくことを意識してください。
充電することができれば、何日でも携帯電話やタブレットなどの電子機器を利用することができるので、しっかり準備していきましょう。
コンセントの規格は、国によってある程度決まっているので、海外に行く前に日本で準備しておけば安心です。
マルチ変換プラグであれば、様々な国で対応することができるので、海外旅行に頻繁に行く方であれば、マルチ変換プラグを持っておけば便利に活用することができます。
海外旅行に行く時は、何かと携帯電話を利用する機会も多くなるので、1日であっという間に充電が無くなってしまうでしょう。
そのため、充電できる手段を把握しておき、しっかり充電できる環境を整えておくことをおすすめします。
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筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年