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モバイルwi-fiルーターを屋内で使用するためのポイントを5つご紹介

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

外出先にも持ち運べるモバイルwi-fiルーターは、外ではもちろん屋内でも活躍するアイテムです。

建物や遮蔽物の有無によって通信品質が変わる場合があるため、安定して通信を行うためのポイントを押さえておきましょう。

ここでは、屋内でモバイルwi-fiルーターを使うコツと繋がりやすいwi-fiの詳細について紹介します。

屋内でモバイルwi-fiルーターを使うコツを5つご紹介

自宅や職場など、屋内でモバイルwi-fiルーターを使用するための5つのコツをみていきましょう。

モバイルwi-fiルーターは窓側が電波を拾いやすい

モバイルwi-fiルーターはコンクリートの壁など、障害物によって電波がキャッチしづらくなる性質があります。そのため、窓側にwi-fi端末を置くことで障害物に邪魔されなくなり、電波が拾いやすくなります。

リビングのように家具や家電製品など大きなものがたくさん並んでいる場所では、部屋の中心よりも窓際で顕著に電波がキャッチできます。

窓際にルーターを設置しない場合は、通信を行う端末とルーターとの距離が電波の受信に重要な要素となるため、ルーターから離れすぎないように注意しましょう。

屋内用チャンネル5GHzを使用する

モバイルwi-fiルーターは接続する端末との間の周波数を3つから選択し、使い分けることができます。

もっともスタンダードな2.4GHzに加え、屋内用チャンネルの5GHzと屋外用チャンネルの5GHzがそれぞれ用意されています。

屋内用チャンネルは干渉が少なく帯域幅も2.4GHzより多いので、大容量高速通信が可能。

ただし電波がまっすぐ進む(直進性)が高い周波数なので、コンクリートの壁など遮蔽物や障害物に弱い性質をもっています。

wi-fi中継機を使用する

大きな部屋やいくつも部屋がある空間で使用する場合、ルーターとの距離が遠くなり端末までwi-fiの電波が届かないケースがあります。

特に曲がり道や壁の多い場所では、wi-fiルーターの電波が直進するとすぐに電波がぶつかって弱まってしまうため、wi-fi中継機を使う方法がおすすめ。

wi-fi中継機はブースター・エクステンダー・リピーターなどとも呼ばれ、いずれもwi-fiの電波を遠い場所まで届ける役割があります。

アンテナ付きクレードルを利用する

クレードルはモバイルwi-fiルーターと接続する端末の間を直接LANケーブルで繋ぐものです。

無線ではなく有線にすることで電波の伝送が安定し、接続が途切れにくくなるというメリットがあります。

アンテナつきのクレードルは、電波を集めて効率的にモバイルwi-fiルーターに届けるため、ルーターの向きや位置をその都度変える必要がなくなります。

超小型基地局(フェムトセル)を利用する

フェムトセルは電波状況が悪い場合に、プロバイダの許可を受けて自宅に設置する宅内アンテナを指します。

半径数メートルから数十メートルの無線通信エリアを構築することで、建物の影などでも電波が届くようになり、自宅のように少人数での利用に特化して快適な通信環境ができあがります。

※フェムトセルを設置すると光回線を使用することになるため、使用量がかかることに注意が必要です。

屋内でも繋がりやすいモバイルwi-fiルーター

繋がりやすいモバイルwi-fiルーターの特徴として、モバイルwi-fiルーターの受け取る電波は周波数ごとに違いがあります。

700MHz〜900MHz帯の周波数が高いもの(プラチナバンド)は、遮蔽物にも強いという特徴があります。

建物の中にはエレベーターや内階段など壁に囲まれている場所も少なくありませんが、モバイルwi-fiルーターがプラチナバンドに対応していれば、2.4GHzや5GHzで繋がらない場合でも通信しやすくなります。

LTE(Long Term Evolution)は通信規格の一種ですが、このLTEを4Gと同時に採用している場合「4G/LTE」として表されます。

4G/LTEはwi-fiよりも利用できるエリアが広く、屋内でも繋がりやすい特徴があるため、wi-fiで繋がりにくい場合は4G/LTEにも対応したモバイルwi-fiルーターを利用しましょう。

通信品質が低い場合は切り替えを検討しよう

一般的なモバイルwi-fiルーターは、屋内専用の周波数に切り替えたり窓の近くに置いたりすることで受信品質を上げることができます。

しかしそれでもうまくいかない場合は、4G/LTEに対応しているルーターに変更するか、より通信品質の高いプロバイダへの変更を検討しましょう。

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筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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