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モバイルwi-fiルーターの閲覧履歴は残るの?注意すべきポイント確認

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

端末の閲覧履歴は自分で削除することが可能ですが、どのようなページを見ていたのかといった情報がwi-fiに残ってしまうことがあります。モバイルwi-fiルーターの場合は閲覧履歴が残るのか、wi-fiの閲覧履歴を残さないためにはどうすればよいのかについてご紹介しましょう。

モバイルwi-fiルーターにも閲覧履歴は残る?

接続したページの情報などがモバイルwi-fiルーターの端末自体に残るようなことはありません。これは、閲覧履歴を残す機能が搭載されていないためです。
そのため、安心して利用できるでしょう。

ただ、そのモバイルwi-fiルーターを使ってインターネットに接続したスマホやPCのほうには履歴が残るので、見られるとまずい情報がある場合は確認して削除しておかなければなりません。

wi-fiによって履歴はどこまで残る?

モバイルwi-fiルーターではなく、一般的なwi-fiの場合はどうなのでしょうか。
ひと口にwi-fiといっても一般家庭や学校、ホテル、街中の公衆無線LANなど様々な場所で接続することができます。
それぞれ、どのような履歴の残り方をするのかについておさえておきましょう。なお、いずれの場合も先述したように、接続したスマホやパソコンには閲覧履歴が残ります。

一般家庭用

一般家庭向けのルーター内に閲覧履歴の情報が残ることはありません。ただ、ルーターの中には閲覧ページの履歴はわからないものの、通信時間や、接続した端末の情報を調べることができるものもあります。

基本的には専門家でなければ解析できないものであり、プライバシーにこだわりたいと考えている方も、家庭向けのルーターを通して接続すれば安心だといえるでしょう。
例えば、ルーターを解析して一緒に暮らしている家族がどのようなサイトを見ているのかなどを確認することはできません。

会社や学校などの教育機関

会社や学校などの教育機関では、セキュリティ対策の一環として情報が残るケースが多いです。多くのケースではクライアント運用管理ソフトと呼ばれるものを導入しており、管理者はこのソフトを通して閲覧履歴や操作履歴を確認することができます。
セキュリティ目的で閲覧ができるようになっているのですが、非常に細かく利益が残るので、例えば仕事中に業務とは全く関係のないサイトを閲覧していたりすると、それがバレてしまう可能性はゼロではありません。

また、その情報が長期間保存されることもあるので、この点にも注意が必要です。

オープンスポットのフリーwi-fi

街中にある誰でも利用できるフリーwi-fiは、接続先によって閲覧履歴の取り扱い方が異なります。例えば、飲食店がマーケティングのために履歴を役立てていることもあるので、閲覧していることを知られたくないページにはアクセスしないほうが良いでしょう。

また、個人情報を含むサイトに接続すると、悪意のある第三者にその情報が見られてしまう可能性もあるため注意が必要です。

wi-fiの閲覧履歴を残さない方法

おすすめなのが履歴を残すことなくサイトを閲覧したり、ダウンロードができたりする「シークレットモード」を利用する方法です。スマホやパソコンのブラウザで利用することができます。
閲覧履歴だけでなく、フォームに入力した情報やCookie、サイトデータなども残りません。

パソコンの場合は、例えばGoogle Chromeなら右上3点マークから「シークレットウィンドウ開く」を選択するだけなので簡単です。
MacはSafariを使っている方が多いですが、この場合は左上のメニューから「ファイル」を選択し、「新規プライベートウィンドウ」をクリックするだけとなっています。

スマホの場合、iPhoneのSafariなら、右下のタブアイコンをタップして「プライベート」を選択したら、「+マーク」をタップすると新規のタブを開くことが可能です。AndroidでGoogle Chromeを使っている方は、右上の3点マークから「新しいシークレットタブ」を選択しましょう。

wi-fiの履歴を消す方法

wi-fiの履歴を消す方法として、家庭用のルーターならルーターを再起動するだけで情報がリセットされます。しかし、自分以外の人が管理している会社や教育機関のwi-fiに接続して履歴を削除することはできません。

オープンスポットのフリーwi-fiの場合も同じです。履歴が残ってしまうとまずいものに関しては、wi-fiを使わないほうが安心できるでしょう。

接続する場所に注意が必要

モバイルwi-fiルーターや、その他wi-fiの閲覧履歴についてご紹介しました。閲覧履歴が残ると困るものに関しては、接続場所に注意が必要です。会社で閲覧するのにふさわしくないものをみていたことがバレてしまい、信用問題に繋がってしまったようなケースもあります。

自宅で家庭用のルーターを使って接続するのなら特に問題ありませんが、その他の場合、周りに知られたくないものについては携帯の電波で接続したほうが安心です。
特に誰でも接続できる公共のフリーwi-fiは悪意のある人がのぞいている可能性もあるので、十分に注意しましょう。

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筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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