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モバイルwi-fiルーターは充電しながら使用しても良い?注意点を確認

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

特に自宅でインターネットを使う場合、モバイルwi-fiルーターを常に充電続けた状態で使っている方もいるようです。果たしてこのような使い方は問題ないのでしょうか。
充電しながら使っても良いのか、何に気をつけておかなければならないのかなどについてご紹介します。

スカイベリーのモバイルWiFiでは、ルーターの使用方法などの疑問も自社で運営しているお客様サポートデスクが丁寧に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。

モバイルwi-fiルーターは充電しながら使うのはダメ?

モバイルWi-Fiルーターの使い方

モバイルwi-fiルーターは、充電しながらでも電波を発しているので使うことは可能です。しかし、おすすめはできません。常にコンセントに挿しておけばバッテリーが切れる心配もなく安心だと感じている方もいますが、これを毎日行うとバッテリーの寿命が縮んでしまう可能性があります。

モバイルwi-fiルーターには、大量の電気を貯められるリチウムイオン電池を使ったバッテリーが搭載されていて、約300~500回ほど充電が可能です。充電しながらモバイルwi-fiルーターを使った場合、常にバッテリーは100%の状態が続くことになります。
充電の必要がないのに充電を続けているわけなので、過充電の形になってバッテリーが弱ってしまい、結果的に早く寿命を迎えることになってしまうのです。

充電が終わったらコンセントから外すようにしましょう。

充電しっぱなしでも大丈夫なのか?

ほとんどの場合、充電しながら使ったとしてもバッテリーが劣化する以外に大きな問題はありません。ただし、前述したように100%充電できている端末に対して電気を送り続けることになるので、バッテリーの劣化につながります。

これによって本体が熱を持ちすぎてしまうこともあり、安全のためにもできれば避けておいたほうが良いでしょう。熱を持ったバッテリーが膨張してしまうようなケースもあります。バッテリーが大きく膨張してしまった場合、クレードルにセットすることができなくなる可能性もゼロではありません。
また、膨張した状態で使い続けるのは危険なので、バッテリーの交換が必要です。

特に室温が高くなりやすい夏場の時期は熱を持ちやすくなるので、充電しながら使うのは避けておきましょう。端末の中には過充電のせいで端末が高温になった場合、安全を考慮して一時的に充電を停止する仕組みになっているものもあります。

このような状態になった場合、端末の温度が下がるまでは充電器にさしても充電は再開されません。

過充電はデメリットがあるもののメリットはないため、やめておいたほうが良いでしょう。

モバイルバッテリーの劣化を防ぐには?

モバイルWi-Fiバッテリーの劣化を防ぐ5つの方法

充電しながら使うのを避ける以外にも、以下のような方法でバッテリーを長持ちさせることができます。

使用しないときは電源を切る

約300~500回ほど充電が可能とご紹介しましたが、使わない時も電源を入れていると結果的に充電しなければならない回数が増え、バッテリーが劣化してしまうので、使わない時は電源を落としましょう。
こまめに電源をオフにすることでバッテリーの減りを抑えられます。使うたびに電源を入れるのが面倒な場合は接続機器側のwi-fiをオフにするのも良いでしょう。

テザリングはBluetoothで接続

テザリング機能を使う場合、高速通信ができるwi-fiテザリングを使用する方が多いですが、wi-fiテザリングはバッテリー消費が激しい通信方法です。多少遅くなりますが、それほど速度が必要ない通信なら、Bluetoothテザリングのほうがバッテリー消費は抑えられます。

ディスプレイの設定を変える

スマホなどと同じく、モバイルwi-fiルーター画面の明るさを暗めに設定し、操作しない時に自動で画面が消えるまでの時間を短く設定しておくと、それだけバッテリー消費が抑えられます。また、省電力設定に変更するのも効果的です。

過放電にしない

昔はバッテリーをゼロにしてから充電をしたほうが長持ちすると言われていましたが、充電が0%の過放電状態はバッテリーを大きく劣化させてしまうことに繋がります。
できれば、10%を切る前に充電をしておきましょう。過放電でバッテリーがなくなったまま時間が経ってしまうと、うまく充電されず、電源が入らないなどのトラブルに繋がる恐れもあります。

高温になる場所に置かない

リチウムイオン電池は暑さに弱いので、高温になる場所に置くと危険です。バッテリーが劣化するだけでなく、発火や本体の変形に繋がる恐れもあるので注意しましょう。

モバイルwi-fiルーターは正しく安全に使おう

確かに充電器に差しっ放しの状態にしておくと便利ではありますが、ご紹介したような理由からおすすめはできません。バッテリーが劣化した場合はすぐに買い換えなければならないような状況になってしまう可能性もあるので、できるだけ長持ちさせたいと考えている方は気をつけておきましょう。

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まとめ(よくある質問)

モバイルWi-Fiルーターは充電しながら使っても良いですか?

充電しながら使うことは可能ですが、充電する必要がないのに充電を続けることでバッテリーが弱ってしまい、充電の持ちが悪くなることがあります。

モバイルWi-Fiルーターは充電しっぱなしでも大丈夫ですか?

ほとんどの場合は、バッテリーが劣化する以外に大きな問題はありませんが、想定よりも早くバッテリーが寿命を迎え、交換の必要が出てくるためやめておいたほうが良いでしょう。

モバイルWi-Fiルーターのバッテリーの劣化を防ぐためにはどうしたら良いですか?

次の対策を行うことで改善する可能性があります。「使用しないときは電源を切る」「テザリングはBluetoothで接続」「ディスプレイの設定を変える」「過放電にしない」「高温になる場所に置かない」

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筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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