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wi-fiが届く距離はどのくらい?繋がりにくい場合の対処法も紹介

自宅での快適なネット生活には欠かせない「wi-fi」ですが、実際どのくらいの距離まで届くのかご存知でしょうか。本記事ではwi-fiが届く距離について紹介するとともに、wi-fiが繋がりにくいと感じるときの原因と繋がりにくい場合にとるおすすめの対処法について解説していきます。

スカイベリーのモバイルWiFiでは、場所を選ばず最大10台まで快適にご利用いただけます。
Wi-Fiが繋がりにくいといった接続障害対応も自社で運営しているお客様サポートデスクが丁寧に対応いたします。

wi-fiルーターの電波が届く距離とは

Wi-Fiの届く距離

wi-fiルーターによって届く電波の距離は、電波出力が高ければ高いほど長くなるというものではありません。

たとえ電波出力が高い製品であっても、wi-fiルーターの設置場所や障害物の有無によって、思ったほどの距離が出ず、遠くまで電波が届かない場合もあります。

また、wi-fiルーターで用いられている仕様によっては、さらに電波が届く距離に影響を及ぼすものもあるため、wi-fiルーターを購入する際には、製品仕様やスペックについてもあらかじめ確認しましょう。

wi-fiの届く距離を変える3つの要素

wi-fiの距離は、ルーターを設置する場所や障害物のほかに、次の3つの要素が影響を及ぼすとされています。

1. 電波の種類

2. wi-fiルーターのアンテナ

3. wi-fiルーターに搭載された新技術

これら3つの要素についてご紹介します。

1. 電波の種類

wi-fiに利用されている電波には、主に2.4GHzと5GHzの2種類となっており、それぞれに性質が違います。

一般的に障害物に強く、遠くに電波が飛びやすいのが2.4GHzで、5GHzは障害物には弱いものの、他から電波干渉を受けにくいという特徴があります。

そのため、より遠くにwi-fiの距離を伸ばしたいという場合には、2.4GHzと書かれているルーターの利用がおすすめです。

2. wi-fiルーターのアンテナ

wi-fiルーターのアンテナの種類は、ルーター内蔵タイプのものと外付けタイプのものが存在します。

より遠くまでwi-fiの距離を伸ばせるのは、外付けタイプのものとなっています。

その理由として、外付けタイプのものであれば、決まった方向へ電波を放出できるため、電波が弱まるのを防げるという点が挙げられます。

少しでも遠くに電波を届くようにしたい場合は、外付けアンテナを採用したwi-fiルーターを選ぶようにしましょう。

3. wi-fiルーターに搭載された新技術

wi-fiの距離を伸ばすため、新技術を搭載しているwi-fiルーターも存在します。

たとえば電波を決まった方向に発射する「ビームフォーミング技術」を活用したwi-fiルーターでは、端末の位置を自動で判別し、効率よく電波を飛ばせるため、さらにwi-fiの届く距離を伸ばすことができます。

より遠くの距離まで快適にwi-fiの接続を行いたい場合には、このようにwi-fiルーターに備えられた技術に注目してみるのも1つの方法です。

wi-fiの距離の目安はどれくらい?

通常、wi-fiの届く距離の目安は、直線距離で50~100m程度となっています。

一般的には、一戸建てであれば2階まで、マンションであれば3LDKまでがこの範囲に該当します。

しかし、障害物がある場合はこの限りではありません。

障害物の有無により、目安とされている距離を超えた通信が可能となる場合もあれば、さらに電波が弱く繋がりにくくなってしまう場合もあります。

とくに注意したいのが、背の高い家具や壁などです。

また、木造住宅と比較して、鉄筋コンクリート造のマンションの場合は、電波が遮られ、弱くなる傾向があります。

そのため、実際にwi-fiの届く距離は、wi-fiルーターの商品情報に記載されているものと比較し、大きく変わる場合がありますので注意しましょう。

wi-fiの距離を確認する方法はある?

現時点でwi-fiルーターから放出される電波の距離を確認する方法は、次の2つの方法があります。

1. wi-fiの距離を調べるアプリを利用する

2. 端末側のwi-fiマークを確認する

アプリで出力される数値情報をチェックしたり、wi-fiマークの点灯状況を確認することで、手軽にwi-fiの距離を調べることが可能です。

また、調べた情報を参考に、より電波の届きやすいwi-fiルーターの設置場所を検討してみてもよいでしょう。

wi-fiルーターが繋がりにくくなる3つの原因

Wi-Fiが繋がりにくい原因

なぜwi-fiルーターとの距離が問題ないのにもかかわらず繋がりにくいという現象が発生してしまうのでしょうか。

考えられる3つの原因について紹介していきます。

1. 電波干渉

wi-fiが繋がりにくくなる原因の1つに、家電製品から放出される電波による電波干渉が挙げられます。

とくに家電の中でも、電子レンジやコードレス電話から発せられる電波については、wi-fiルーターに大きな影響を及ぼすとされています。

wi-fiルーターを設置する場合は、これらの家電製品が周りにないことを確認した上で行うとよいでしょう。

2. 障害物

wi-fiルーターの周りに障害物があると、wi-fiとの距離に問題がない場合でも繋がりにくくなります。

鉄筋コンクリートや大理石、水や金属、背の高い家具などがwi-fiの近くにあると、電波が弱くなるので注意しましょう。

3. ルーターの故障

wi-fiルーターの近くに電波干渉を起こす家電製品や障害物がないにもかかわらず、wi-fiが繋がりにくい場合があれば、ルーターそのものが故障している場合が考えられます。

自宅内に設置されている複数の端末でwi-fiが繋がりにくければ、ルーター故障の可能性を疑ってみましょう。

wi-fiが繋がりにくい場合は、ここで取り上げた3つの原因がwi-fiルーターにおいて発生していないか、まず確認してみることをおすすめします。

wi-fiが繋がりにくいときの5つの対処法

ここまで紹介したように、wi-fiとの距離に問題がない場合でも相変わらず繋がりにくいという場合には、wi-fiの距離を伸ばす方法をおすすめします。

wi-fiの距離を伸ばすには、次の5つの方法を試してみるのがよいでしょう。

1.wi-fiルーターの機種を変更する

現在使用しているwi-fiルーターの性能に問題があったり、古い機種を使用していたりする場合、wi-fiの距離が伸びないことがあります。

そのような場合は、高性能な最新機種に変更することで、wi-fiの距離を伸ばすことができます。

2.wi-fiルーターの設置場所を変更する

wi-fiの速度は、wi-fiルーターを設置する場所によって変化します。

とくに、wi-fiルーターの近くに電磁波を放出するものがある場合は、注意が必要です。

放たれる電磁波のノイズにより、wi-fiの距離が短くなってしまいます。

また、水や金属、コンクリートなどは、wi-fiからの電波の広がりを遮る傾向があるため、該当する場所はなるべく避けた上でwi-fiルーターを設置するようにしましょう。

なるべく家の中心となる場所に、床から1~2メートルほど離した場所に置くのがおすすめです。

3.wi-fiルーターの周波数を変更する

wi-fiルーターの周波数を変更すれば、wi-fiの距離を伸ばすことが可能になります。

とくに、より遠くまで電波を飛ばせる2.4GHz帯においては、家電による電波障害が起こりやすいとされています。

この2.4GHz帯は13ものチャンネルに分かれているため、チャンネル変更を行うことでwi-fiの距離を伸ばすことが可能となります。

2.4GHz帯を設定している場合には、wi-fiの距離を伸ばす方法として、チャンネル変更を行ってみてもよいでしょう。

4. 屋外の専用機器を利用する

住宅の外に専用の機器を設置すると、家電からの電波干渉を受けることなく、wi-fiをより遠くまで飛ばすことができるようになります。

ただし、機器を利用する場合は、電波を通しにくい水回りに置かないこと、また、なるべく障害物のない高い場所に置くように注意しましょう。

5.中継機を設置する

無線LANの中継機を、ルーターとは別に設置することにより、wi-fiの届きにくい場所にも電波を飛ばすことが可能です。

無線LAN中継機を複数設置すれば、3階建ての家などといった場合でも快適な通信環境でwi-fiを利用できます。

なお、無線LAN中継機を選ぶ際は、電波帯と規格をチェックしましょう。

通常、先に述べたとおり、wi-fiの電波帯は、2.4GHz帯もしくは5GHz帯を使用していますが、中継機によっては、2.4GHz帯のみの対応となっているものも存在します。

とくに古い中継機にはそのような商品が多いため、注意しましょう。

また、近年は、スピードの速い5GHz帯の利用が一般的となっており、インターネットの利用頻度が高い場合は、可能であれば5GHz帯に対応している製品を選ぶのがよいでしょう。

wi-fiの規格には、複数の規格が存在しますが、中継機が対応可能な規格によっては、到達距離の改善ができない場合もあるため、購入を検討する場合には規格についても十分に確認する必要があります。

無線LAN中継機はさまざまなメーカーから発売されていますが、コンセントに直接接続するタイプであれば、コンパクトに利用できるのでおすすめです。

自宅wi-fiの繋がりにくさを感じている場合は無線LAN中継機の設置を検討しよう

今回は、自宅でwi-fiを利用する際の、wi-fiの電波が届く距離や繋がりにくいと感じるときの原因について紹介しました。

障害物のないところでは、直線距離で50〜100m程度は問題なく接続ができるwi-fiですが、壁や家具などの障害物により、実際は電波が弱くなり、繋がりにくくなってしまう場合が大半です。

wi-fiの繋がりにくさにお悩みの方は、今回ご紹介した対処法を試してみるとよいでしょう。

中でも無線LAN中継機は、手軽にwi-fi環境を改善できる手段としておすすめできます。

とくに自宅でのwi-fi環境に不安がある場合は、wi-fiルーターよりも安価で購入可能な無線LAN中継機の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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