wifiに繋がっているのに繋がらないのはなんで?原因と対処法
wi-fiは容量の大きなアプリをインストールしたり、スマートフォンをアップデートしたり、モバイル通信を節約できたりと今や私たちの生活に欠かすことのできない存在です。
そんなwi-fiですが「wi-fiに繋がっているにもかかわらず接続できない」「突然切れてしまった」という経験をしたことはないでしょうか。
こちらの記事では、wi-fiに繋がっているのに繋がらないという場合の原因や実際に現象が発生した際に取るべき対処法についてご紹介していきます。
スカイベリーのモバイルWi-Fiは、面倒な手続きや設定は一切不要のモバイルWi-Fiをご提供しております。Wi-Fiがなかなか繋がらないといった接続障害対応も自社で運営しているお客様サポートデスクが丁寧に対応いたします。
wi-fiに接続したのに繋がらないときに考えられる6つの原因
「wi-fiに接続したのにインターネットに繋がらない」という場合には、端末もしくはwi-fiルーターのいずれかに問題があることが考えられます。
具体的には、次の6つの原因が挙げられます。
- 1wi-fiルーターや端末の故障または不具合
- 2wi-fiルーターの設定ミス
- 32台以上のwi-fiルーターを設置している
- 4プロバイダ側の問題
- 5誤ったwi-fiルーターへの接続
- 6セキュリティ・ファイアウォールの問題
以下、具体的にこれら6つの原因についてご紹介します。
1. wi-fiルーターや端末の故障または不具合
wi-fiルーター、もしくはパソコン・スマートフォンといった端末そのものに故障や不具合が生じている場合があります。
この場合、スマートフォンの画面にwi-fiマークが表示されていても、インターネットへの接続ができないという状態が生じます。
2. wi-fiルーターの設定ミス
wi-fiルーターでの周波数やネットワーク設定のミスにより、wi-fiに接続しているのに繋がらないという現象が発生します。
3. 2台以上のwi-fiルーターを設置している
スマートフォンだけでなくパソコンやタブレット用などに、2台以上のwi-fiルーターを設置している方が増えています。
しかし、それぞれのルーターが放出する電波の干渉が起こった結果、wi-fiに繋がらなくなってしまったという現象が発生しやすくなっています。
4. プロバイダ側の問題
障害やメンテナンス作業など、プロバイダ側の問題で、インターネットに繋がらない状態となる場合があります。
5. 誤ったwi-fiルーターへの接続
意図しないwi-fiルーターへの接続を行っている場合も、当然のことながらwi-fiに繋がらない状態となります。
6. セキュリティやファイアウォールの問題
wi-fiへの接続を行う際、セキュリティやファイアウォールの問題から、インターネット接続がブロックされている場合があります。
このような場合も、wi-fiになかなか繋がらないという状態となります。
wi-fiが繋がらない場合の11の対処法
wi-fiに接続できているはずなのに繋がらないという現象が起きた場合、どのような対処を取るのが望ましいのでしょうか。
wi-fiに繋がっているはずなのに繋がらない場合の対処法には、以下の11対処法が挙げられます。
- 1wi-fiルーターや端末を再起動する
- 2端末の設定を再確認する、もしくは再起動する
- 3端末のネットワーク設定のリセットを行う
- 4端末の機内モードを切り替える
- 5ゲートウェイルーターのファームウェアを更新する
- 6wi-fiルーターの周波数を変える
- 7二重ルーターではないか確認する
- 8セキュリティ・ファイアウォールの無効化を実施する
- 9回線に通信制限がかかっていないか確認する
- 10回線事業者やプロバイダに問い合わせる
- 11ホームゲートウェイの修理・買い替えを検討する
以下、具体的にこれら11の対処法についてご紹介します。
1. wi-fiルーターや端末を再起動する
wi-fiの接続マークが表示されているにもかかわらず、インターネットに繋がらない原因の1つとして、wi-fiルーターや端末で不具合が起きている可能性があります。
簡単な不具合であれば、wi-fiルーターや端末を再起動することで対処できますので、すべての機器の再起動を実施してみましょう。
ONU(光回線終端装置)やホームゲートウェイのルーター、wi-fiルーター、端末(パソコンやスマートフォン)の電源を切断し、15分ほど経過したところで再起動を行っていきます。
再起動の際は、ONU(光回線終端装置)を起動したあと、ホームゲートウェイのルーター、wi-fiルーター、端末の順で実施するとよいでしょう。
2. 端末の設定を再確認・再起動する
パソコン・スマートフォンなど端末側の設定に問題があり、wi-fiが繋がらない場合があります。
そのようなときは、端末側で設定の再確認をするとよいでしょう。
設定の再確認をしても原因がわからない場合は端末そのものを再起動してみてもよいでしょう。
3. 端末のネットワーク設定のリセットを行う
端末の再起動を行う際は、同時にネットワーク設定のリセットを行いましょう。
ネットワーク設定のリセットを実施する場合は再起動の際に、SSIDとパスワードの入力が必要なので、確認しておきましょう。
4. 端末の機内モードを切り替える
端末の機内モードが利用できる場合、オン・オフで切り替え、再度オンにしてみましょう。
すると、端末そのものの再起動をしなくても、ネットワークが正常に繋がるようになる場合があります。
端末を再起動したくないが、wi-fiの再起動を行いたいという場合には、1度この方法を試してみるとよいでしょう。
5. ゲートウェイルーターのファームウェアを更新する
ゲートウェイルーターを再起動しても症状が改善しない場合、ルーター内部のソフトウェア(ファームウェア)が古い状態のままであるということが考えられます。
ファームウェアが古い場合は、新しいものに更新することで症状が改善する可能性があります。
まずは、現在インストールされているファームウェアが最新のものであるか確認してみましょう。
ファームウェアの情報は、ゲートウェイルーターのメーカーホームページから確認できます。
最新バージョンのファームウェアが公開されている場合は、ルーターの設定画面を開き、ファームウェアの更新を行ってみるとよいでしょう。
6. wi-fiルーターの周波数を変更する
wi-fiルーターには2.4GHzと5GHzの2つの周波数がありますが、それぞれ特徴が異なります。
2.4GHzは障害物に強く離れた場所まで電波が届きやすいというメリットがありますが、家電と同じ周波数であるため、状況によっては電波の干渉を受け、繋がりにくいというデメリットもあります。
一方、5GHzは家電では扱わない周波数のため、家電からの電波干渉はないですが、障害物には弱いという傾向があります。
wi-fiマークが表示されているのに繋がらない場合は、使用している周波数の変更を検討してみるのもおすすめです。
7. 二重ルーターとなっていないか確認する
二重ルーターとなっている場合、同時に2つのルーターから電波を飛ばしている状態となっています。
そのため、同じ周波数の電波が干渉しあい、結果的にwi-fiが繋がらない原因となっている場合があります。
この場合は、どちらか一方のwi-fiルーターの電源を切ることで、wi-fiが繋がるようになります。
8. セキュリティ・ファイアウォールの無効化を実施する
現在行っているインターネットの設定により、wi-fiへの接続がファイアウォールでブロックされている可能性がある場合、1度ファイアウォールの無効化を試してみましょう。
その際、ファイアウォールを無効化して、正常にwi-fiへ接続できるか確認を行います。
なお、ファイアウォール無効化を行う場合は、ウィルス感染に注意しましょう。
9. 回線に通信制限がかかっていないか確認する
利用している光通信によっては、短い期間に大量のデータを扱った場合、通信制限がかけられるときがあります。
モバイルwi-fiを利用している場合は、通信制限がかかる場合も多いため、自分の契約している回線の内容について確認をしてみることがおすすめです。
10. 回線事業者やプロバイダに問い合わせる
ここまでに紹介した対処法を実践した上で、原因がわからない場合は、回線事業者やプロバイダに問い合わせましょう。
業者側で発生した障害やメンテナンスのため、一時的に繋がらない状態になっていることもあります。
また、このほかにも利用料金の支払いが滞っているときには、一見wi-fiに繋がっているようみえても通信することができません。
疑いのある場合は支払明細をチェックする、またはサポートセンターに問い合わせをしてみるとよいでしょう。
11. ホームゲートウェイの修理・買い替えを検討する
さまざまな対処法を試してみたものの、それでもやはりwi-fiが繋がらないという場合には、ホームゲートウェイのルーターそのものに異常が発生している可能性もあります。
その際は、1度ゲートウェイルーターのランプを確認してみましょう。
異常が発生している場合は、赤いランプが点灯していたり、ランプが点灯していない場合があります。
ゲートウェイルーターに何かしらの問題を感じたら、修理や買い替えを検討しましょう。
なお、ここまでご紹介した11の方法を試したものの、やはりwi-fiに接続できないという場合は、契約している会社の変更を見直すのも1つの方法です。
モバイルwi-fiを利用している場合は、利用できる通信制限・サービスの変更を検討する、また、光回線を利用している場合、回線の混雑が解消できる次世代接続方式を採用しているものに変更するのもよいでしょう。
wi-fiが繋がらない場合は原因を確認して対処法を実践しよう!
今回は、wi-fiが繋がっているにもかかわらず繋がらなくなった、または突然切れてしまったという場合の原因や対処法についてご紹介しました。
wi-fiが繋がらない原因には、多くの場合、端末もしくはルーター側に問題がある場合がほとんどです。
しかし、これらの大半は、簡単な対策をとることで改善します。
ぜひ本記事の内容を参考に、繋がらない原因を確認後、取り上げた対処法を試してみることをおすすめします。
まとめ(よくある質問)
Wi-Fiルーターを再起動する注意点はありますか?
「再起動する前に設定値を保存する」「周辺機器や電源ケーブルの抜き差しの順番に注意する」「再起動の時間は十分に取る」ことを注意してください。
スマートフォンをWi‐fiに接続したのにステータスバーが4Gのまま表示されてしまいます。解消方法はありますか?
iPhone/Androidでは、Wi-Fiと4Gを自動で切り替える機能があります。モバイル通信の自動切換えを無効化しましょう。
Wi-Fiが部屋まで届かない場合の対処法はありますか?
Wi-Fiが部屋まで届かない場合の対処方法は「中継器を設置する」「同軸モデムを使用する」「Wi-Fiルーターを複数設置」「最新のWi-Fiに切り替える」「Wi-Fiの付近に障害物を置かない」の5つになります。