モバイルWiFiを有線で接続する方法を解説

モバイルWi-Fiは無線接続で使うものですが、有線接続での使用もできます。
使い方は、用意したケーブルに繋ぐだけなので、誰でも簡単に有線接続ができます。
本記事では、モバイルWi-Fiの有線接続方法とそのメリット・デメリットをお伝えしていきます。
スカイベリーのモバイルWiFiは、4G LTE対応のモバイルWi-Fiでいつでもどこでも高速通信を実現することが可能です。
WPA2による暗号化通信も行っており、セキュリティ面でもご安心いただけます。
モバイルWiFiを有線接続する2つの方法

通常無線で使用するモバイルWiFiを有線接続にするのは、とても簡単です。
モバイル WiFiとインターネットに接続したい電子機器を繋げるだけで利用できます。
有線接続するには、主に「LANケーブル」と「USBケーブル」の2つの方式があります。
ここでは、それぞれの方法を詳しく解説していきます。
1.LANケーブルを使う
モバイル Wi-Fiを有線で接続する1つ目の方法は、LANケーブルを使う方法です。
LANケーブルとは、Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)の略で、パソコンなどの端末をインターネットに接続するために使われるものです。
このLANケーブルを用いて モバイル Wi-Fiを有線接続す[s1] る場合は、「クレードル」が必要です。
クレードルとは、 モバイル Wi-Fiの拡張器です。
モバイル Wi-Fiを購入時にオプションとして購入するかどうか選べる場合があります。
クレードルがない場合、通販サイトなどで対応機種のものを購入できます。
しかし中にはクレードルに対応していない モバイル Wi-Fiもあり、その場合はLANケーブルを用いての有線接続はできないので、注意が必要です。
では、実際どのようにインターネットに接続するかお伝えします。
- モバイルWiFiをクレードルにセッティングする
- 接続したい端末をLANケーブルでクレードルと繋ぐ
以上の2つを行い、端末がインターネットに接続されているかどうか確認しましょう。
ノートパソコンやPS4、ニンテンドーSwitchなどがLANケーブルに対応しています。
ゲームは音楽や映像などを用い、膨大なデータ通信量を使用するため、有線接続をおすすめします。
2.USBケーブルを使う
モバイルWi-Fiを有線で接続する2つ目の方法は、USBケーブルを使用することです。
LANケーブルのクレードルのように必要な機器はありません。
インターネットに接続したい端末とUSBケーブルを繋げるだけで、使用することができるため、とても簡単です。
ただし、中には充電にしか対応していないUSBポートもあります。
近年発売されたインターネットに繋がる機器ならば、ほとんどが大丈夫であるはずですが、購入前にはしっかり確認しましょう。
USBケーブルは、iPhoneやiPadをはじめ、多くの電子機器で使用可能です。
モバイルWi-Fiの有線接続のメリット5つ

無線接続が一般的なモバイルWi-Fiを有線接続する理由は、どういったことが考えられるでしょうか。
実は、モバイルWi-Fiの有線接続は無線接続よりも、はるかに快適なネット環境を実現できるのです。
有線接続のメリットを5つご紹介させていただきます。
1. 通信が安定する
モバイルWi-Fiの無線接続は、周囲の環境や機器の調子により、通信が安定しないことがあります。
とくに無線Wi-Fiを使っている人が他にもいる場合などは、その電波に影響されてしまう可能性もあるでしょう。
しかし、有線接続にすれば周りの環境に影響されることがありません。
いつでもどこでも安定した通信を実現できます。
2. 通信速度が上がる
有線接続は、通信が安定するだけでなく、通信速度を上げてくれます。
動画の視聴やゲームなど大容量のデータ通信を行う場合は、無線接続よりも有線接続のほうが快適にネットを使えるでしょう。
3. 古いパソコンでもネットに繋げられる
最近のパソコンはすべてWi-Fiの接続ができるようになっています。
しかし、昔のパソコンはWi-Fiに対応しておらず、インターネットに接続する場合は有線接続が必要だということがあります。
LANケーブルを使えばモバイルWi-Fiでも古いノートパソコンをインターネットに繋げることができます。
外出先でもインターネット環境を確保できるのです。
4. セキュリティの安全性が高い
モバイルWi-Fiの無線接続では、他者がネットワークに接続できないyように暗号化技術を用いて通信を行います。
とはいえ、世の中には高度な技術を持つ悪徳なグループ・人物がいます。
そのような人々から不正アクセスされ、大切な情報を盗まれないとは限りません。
有線接続では、物理的に直接回線が繋がっているため、そういった危険性が低いです。
より高い安全性を求める人は有線接続をおすすめいたします。
5. 無線でもWi-Fiに接続できる
有線接続をしていても、他の端末で無線接続することが可能です。
モバイルWi-Fiは、有線接続をしながら、同時に無線接続ができるのです。
大量のデータ通信が必要なパソコンやゲーム機を有線接続にし、スマートフォンを無線接続にすることも可能です。
もちろん、自分の端末だけでなく他者の端末も接続できるため、誰かと一緒に作業するときなどにも便利です。
モバイルWi-Fiを有線接続する2つのデメリット
簡単に快適なインターネット環境を実現できるモバイルWi-Fiの有線接続ですが、いくつかのデメリットもあります。
実際に使う前に知っておいた方が心の準備ができるため、お伝えしていきます。
1.機器の費用がかかる
有線接続には、機器が必要です。
USBケーブルの場合は、充電で使っているものを利用できるかもしれません。
ですが、LANケーブルの場合はクレードルまで必要となってしまいます。
クレードル自体は数千円程度で購入できますが、痛い出費だと感じてしまう人もいるでしょう。
2.持ち運びにくくなる
有線接続にすると、ケーブルが届く範囲でしか利用できなくなるため、持ち運びがしにくくなります。
パソコンなど固定して使うことが多いものは、あまり不便を感じないかもしれません。
ですが、iPadやゲーム機器は少しわずらわしく感じるかもしれません。
モバイルWiFiの有線接続ができないときは?
新しいことを行うとき、思わぬトラブルに見舞われることがあります。
とくに機械関係だと思うようにうまくいかないものです。
モバイルWi-Fiの有線接続も例外ではありません。
せっかく快適なネット環境を目指して有線接続に挑戦したのにうまくいかなくて諦めるのはもったいないため、ここでは対処方法までお伝えします。
1.端末を再起動する
まずはモバイルWi-Fiの再起動を試してみましょう。
そのまま使うと、過去に溜まっていたログデータが残っている可能性があります。
これらは、新しい機器との接続などの動作を妨げてしまう恐れがあるのです。
再起動することで、ログが消去され、正常な動作を期待することができます。
モバイルWi-Fiは電源ボタンを押して再起動させることが一般的です。
しかし、パソコンのように再起動専用のボタンがある機器も存在するかもしれません。
強制的に電源を切ってしまうと、さらなるトラブルを招いてしまう原因となるため、注意が必要です。
心配な方は、取扱説明書の指示に従って再起動を行いましょう。
機械の動作を妨げがちな「熱」も冷めるため、動作が早くなることも期待できます。
2.ケーブルを変えてみる
有線接続がうまくいかない主たる原因は、ケーブルに問題があることです。
長くケーブルを使っていると接続部分の接触が悪くなっていたり、途中でコードが切れていたりすることもあるでしょう。
スマートフォンの充電ケーブルを使っているとダメになってしまうように、有線ケーブルも同じような状態になっている可能性があります。
古いケーブルを使っている人は、この機会に新調してみましょう。
また、USBケーブルの中には「充電用」としてつくられているものもあります。
こういったケーブルの場合、モバイルWi-Fiの有線接続には使用できません。
とくに、100円均一ショップなどで売られているものが当てはまります。
購入する際は、データ通信ができるものかどうか確認することをおすすめします。
モバイルWi-Fiで快適なネット環境を実現しよう
今回はモバイルWi-Fiの有線接続についてお伝えしました。
有線接続をすることで、通信状態が安定し、通信速度も上がります。
有線接続をしながら複数台の無線接続を行えるため、とても便利です。
ケーブルなどの機材を揃える必要はありますが、比較的安価で手に入れることができます。
より快適なネット環境を実現したい方は有線接続を検討してみるとよいでしょう。
※スカイベリーWiFiで提供している端末は有線接続に対応しておりません。
法人向けには別途、対応している機器を提供できる可能性もありますので、法人問い
合わせ窓口へお問い合わせください。