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留学中にスマホはどうすればいい?現地でのスマホ利用方法について解説!
日本での生活でもなくてはならないスマホですが、留学先でもスマホはマストなアイテムです。
スマホさえ使える状態にしておけば、留学先でわからないこと・困ったことがあっても、かなり力強い味方になります。
しかし、留学中はどのようにスマホを使えばよいのでしょうか。
今回はこれから留学を控えている方のために、留学先でスマホを利用する方法について解説します。
目次
今まで使っていたスマホを使うべき?

スマホが普及する前は日本で使っていた携帯電話を海外で使うには別途契約が必要だったり、高い通信量がかかったりしていました。
しかし今では、日本で使っているスマホを海外に持って行っても、WiFiやeSIMさえあれば電話機能以外は基本的に使えます。電話機能の代わりとなる通話アプリもあるので、期間によっては今使っているスマホをそのまま持っていくだけでも問題ありません。
留学には色々なお金がかかりますから、日本で使っているスマホが使えるなら現地でもそのまま使用した方が節約にもなります。
①留学生活が長くなるなら現地の電話番号はマスト
ただ海外で何の契約もしていない状態で日本のスマホを使い続けると、現地の電話番号を持っていないことになります。1~3ヵ月程度の留学であればそれほど困ることはないかもしれませんが、長期の留学となると、現地の電話番号はマストです。公的な機関への登録や銀行などでのアカウント開設など、ありとあらゆる場面で現地の番号が求められます。
以前は「電話番号取得アプリ」もありましたが、現在はセキュリティ強化により、アプリで作った仮想番号では銀行などの認証が通らないケースが増えています。そのため、本物のSIM(またはeSIM)による番号取得の重要性は当時より高まっています。
②日本のスマホは原則、留学先でも利用可能
以前は、海外留学の準備として、キャリアショップでの「SIMロック解除」手続きが一般的でした。しかし、日本では2021年10月以降に発売されたすべてのスマートフォンにおいて、SIMロックが原則禁止されています。
そのため、ここ数年以内に購入したスマホであれば、世界中の回線が利用できる「SIMフリー」の状態です。面倒な手続きや手数料の心配なく、そのまま留学先へ持ち出すことが可能です。
⚠以下の2点は必ず確認してください。
- 物理SIM/eSIMへの対応:
最新のスマホでは物理的なSIMカードスロットが廃止される傾向にあります。お使い機種の物理SIMスロットの有無、またはeSIMに対応しているかを必ず確認しましょう。 - 渡航先の周波数帯(バンド)への対応:
特に日本のAndroid端末(エントリーモデルなど)では、SIMロックが解除されていても、渡航先の主要な周波数帯に対応しておらず、電波状況が悪くなる可能性があります。物理SIM/eSIMの対応に加え、渡航先で安定して通信できる周波数帯に対応しているかの確認も必須です。
③全てのスマホに現地のSIMが対応しているとは限らない
ただし気をつけておきたいのは、日本で取扱いのある全てのスマホが海外SIMに対応しているとは限らないということです。SIMフリーにすれば海外SIMを入れても問題なく使えている場合がほとんどですが、日本で販売されているスマホは日本で使用することを前提にされているので、海外SIMに対応するかどうかは保証されていません。
留学先でスマホを利用する方法4選

では日本で使っているスマホを現地で利用する方法を4つ紹介します。これから留学する予定の方はチェックして必要な準備をしておきましょう。
1. 日本のキャリアの契約のままで使う
現在契約している日本の携帯プランを、海外でそのまま利用する方法です。2026年時点で、多くの大手・格安キャリアが海外での利用に対応しており、この方法が最も手間がかからない選択肢となっています。
ただし、ahamoでは15日間の利用制限や楽天モバイルでは容量制限があるなど、契約する前にプランの内容をしっかり確認することが不可欠です。
また、この方法では電話番号は日本の番号のままです。 現地の電話番号が必要な場合は、別途、現地の物理SIMやeSIMなどを契約する必要があります。
2. 現地のフリーWiFiを使う
現在使っているスマホのキャリアを一時的に停止もしくは解約して持っていき、現地でフリーWi-Fiを拾ってスマホを使うという方法もあります。日本で契約している場合、大手キャリアであれば一定の年数以内であれば利用の停止が可能で、その期間は日本で使用していた番号をキープできます。
国にもよりますが海外にはフリーWiFiがたくさん飛んでいるので、それを利用すれば契約しなくてもスマホは使えるでしょう。ただし近年のセキュリティ強化により、接続時に専用アプリのダウンロードを求められたり、1回30分までといった厳しい時間制限や、1日の通信量制限が設けられているケースも少なくありません。
また、フリーWiFiは電波が不安定な場合も多く、セキュリティが弱いというデメリットもありますので注意が必要です。
3. SIMフリーのスマホに海外の物理SIM / eSIMを入れる
日本で使っているスマホがSIMフリーであれば、現地で海外SIMを購入して入れ替えることで利用ができます。日本のキャリアでスマホを購入した場合は、SIMロック解除が必要な時もあります。
現地で購入する海外SIMは旅行者や短期滞在者向けのものと、現地キャリアが販売しているプリペイドもしくは月額制の契約があります。安定した通信を行いたい人や留学が長期間の人であれば、現地キャリアが販売しているプリペイドか月額制のSIMがおすすめです。ただ国によっては留学生が月額制のSIMを契約できない場合もあります。
ただ前章でもお話しした通り、日本で販売されているスマホが必ずしも海外SIMに対応していないということは理解しておきましょう。
近年ではeSIM(イーシム)のサービスを利用する人も増えています。eSIMとは、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を書き換えるだけで、SIMカードの抜き差しと同じように電話やデータ通信(インターネットやメールなど)ができる仕組みです。eSIM対応機種があれば、海外でスマホを使う場合でもSIMカードを現地で用意する必要がありません。SIMカードの紛失や破損の心配もなく、海外旅行時の荷物が増えることもなくご利用いただけます。
2021年以降に発売されたスマートフォンは原則SIMフリーですが、最新機種の中には物理SIMカードが挿入できない「eSIM専用」のものもあります。そのため、事前にご自身のスマートフォンのスペックを確認しておくことが重要です。
4. モバイルWiFiを持っていく
日本で月額定額制の購入型モバイルWiFiを契約して持参するという方法もおすすめです。
★購入型モバイルWiFiのメリット
- 通信量の制限がない: 1日の通信量を気にすることなく利用できます。
- 現地で即座に安定したネット環境を確保: 現地到着後すぐに自分専用の安定したインターネット環境が手に入り、街中でフリーWiFiを探す手間が不要です。
- 費用の心配がない: 月額定額制のため、予期せぬ高額請求の心配がありません。
- 返却の手間がない: 購入型のため、返却期限や延滞金の心配なく、安心して長期間利用できます。
一方、日本でモバイルWiFiをレンタルして持参する選択肢もありますが、こちらは1日当たりの通信量に制限があったり、コストが割高になったり、返却期限や延滞金を気にする必要があったりと、心配事が増える可能性があります。
慣れない海外生活でのストレスを避けるためにも、ご自身の留学スタイルに合ったWiFiを選ぶことが大切です。
スマホの利用法は留学期間によって決めるのがおすすめ
留学中にどうやってスマホを利用するかは、どれくらいの期間留学するかによって決めるのがおすすめです。WiFi、SIMフリーの普及で、スマホを海外で利用する方法はさまざまなものがありますが、コストや利便性は海外に滞在する期間によって異なります。
2〜3週間程度の短期留学には、「日本のキャリアをそのまま使う」ことが手間がかからず便利ですが、高額になりがちなので、「レンタルWiFi」や「eSIM」を利用するのが最も便利で経済的です。
セメスター留学など数か月の留学には、必要な時にチャージして繰り返し使える、プリペイド式WiFiが便利です。
6か月以上の長期留学には、定額で利用できる「購入型WiFi」を契約すれば、高額請求になる心配もなく安心して利用できます。また、「現地のSIM」を利用することで、現地の電話番号が必要な時にも困らず対応できます。
| 留学期間 | おすすめの利用法 | 理由 |
| 短期(数日~2週間程度) | eSIM または 日本のキャリア海外利用 | 手間を最小限に抑え、到着後すぐに使える |
| 中期(1~3か月程度) | プリペイド式WiFi | データ量の使いすぎと無駄を両方防げる |
| 長期(6か月~) | 現地SIM または eSIM(電話番号付) + モバイルWiFi | 現地の電話番号を確保しつつ、PC作業や動画視聴用に安定したWiFiを併用。 |
留学前にどのように現地でスマホを使うか決めておこう
留学先でもスマホの重要性は日本と同じくらい高いです。まだ言葉もうまく話せなかったり土地勘がなかったりするうちは、日本以上にスマホの必要性を感じるでしょう。
現地に行った後で困ってしまわないように、留学に行くなら出発前にスマホをどのように利用するか考えておくことをおすすめします。今使っているスマホをSIMロック解除するなら、時間に余裕を持って手続きを進めておきましょう。
まとめ
留学生活を支える通信手段は一つではありません。
WiFiやeSIMを利用すれば、お手持ちのスマートフォンをそのまま使うことは可能ですが、
長期滞在の場合、現地の電話番号が必要になることがありますので、自分の滞在期間やスマホの機種、そしてPC利用の有無に合わせて、最適なサービスを組み合わせてみてください。
「どのサービスが自分に合っているかわからない」という方は、以下の3つの選択肢からチェックしてみるのがおすすめです。
- 長期留学に安心な「購入型モバイルWiFi」
月額定額制で、日本でも海外でもそのまま使えるメイン回線です。
1日あたりの厳しい制限に縛られたくない方に最適です。
- 中期留学に便利な「プリペイド式WiFi」
必要な分だけデータをチャージして使える、無駄のないWiFiです。
自分のペースで利用したい方向けです。
- スマホ1台で手軽に動きたいなら「eSIM」
物理カードの差し替え不要。最もスマートな通信手段です。
サブ回線や短期滞在の強い味方になります。
慣れない土地での生活は不安も多いものですが、最高の留学生活にするために、万全の準備を整えてから留学生活をスタートさせましょう。


