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Wi-Fi倍速モードの特徴とは?注意点や高速通信の方法を紹介!

※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※

Wi-Fiの設定次第では、通信速度が遅くなってしまうケースがあります。その場合、どのような設定を行えば、高速通信を実現することができるのでしょうか。

Wi-Fiには、倍速モードなど便利な機能があり、特徴や注意点について紹介していくので、参考にしてみてください。

スカイベリーのモバイルWiFiは、4G LTE対応でどこでも高速通信を実現することが可能です。
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Wi-Fiのバンドステアリング機能

Wi-Fiの中には、バンドステアリング機能が搭載されているものがあります。バンドステアリング機能の特徴としては、「2.4GHz帯」と「5.GHz帯」で異なっているSSIDを共通化することで、電波の混雑状況に合わせて、通信させる帯域を自動で切り替えることができるのです。

バンドステアリング機能によって、無線通信したい機器が2.4GHz帯と5GHz帯のどちらに対応しているのか、意識することなく設定することができるので、自分で細かい設定を意識する心配がありません。

他にも、電波が混んでいなければ、5GHz帯の通信が可能となっているので、混雑時には2.4GHz帯を避けて通信速度を安定させることができます。

干渉波自動回避機能

Wi-Fiの通信速度が遅くなる原因として、他の製品の電波の影響を受けていることが考えられます。それは自宅でもオフィスでもあり得る問題なので、電波への干渉を抑えることで、安定した通信速度を実現することが可能です。

特に、Wi-Fiの電波干渉であり得るのが、電子レンジの電波による影響になります。他にも、コードレス電話機やBluetooth通信も電波を発することが多いので、電波干渉の影響をWi-Fiが受けてしまうのです。

集合住宅やビルといった場合は、他の部屋からの電波影響を受ける可能性も高いので注意が必要になります。

そういった電波の影響を回避するための機能が存在しているので、うまく活用することで、Wi-Fiの高速通信を実現することが可能です。

Wi-Fiには、様々な周波数帯があり、周波数を分けたものは「チャンネル」と呼ばれています。

このチャンネルを変更する手段として、Wi-Fiの「無線設定」にある「干渉波自動回避」機能を有効にして、自動でチャンネルを切り替えるようにすることで、通信を安定させることが可能です。

設定には選択項目がいくつかあり、強い干渉を受けた時のみ回避する設定であれば、頻繁にチャンネルが切り替わることなく、安定した通信でネット環境を整えることができます。

倍速モード

Wi-Fiは特定の帯域をチャンネルとして分ける性質を持っています。このチャンネルを2つ使用することで、倍の通信速度を実現してくれるのが「倍速モード」です。

倍速モードは、単純に帯域を2つ使用することから、高速通信を実現することができます。

ただ注意点として、Wi-Fiルーターの近くに電波を発する機器が置かれていると、倍速モードにすることによって、電波干渉の影響を受けやすくなる可能性もあるのです。

そのため、倍速モードにすることによって、他の電波の影響で通信速度が遅くならないか確認してから使用する必要があります。

ビームフォーミング

一般的に、Wi-Fiで飛ばす無線電波は全方向向けに発信されています。有線であれば、通信先は明確に示すことができますが、無線の場合はどこに通信したい機器があるのか把握することができません。

そういった特徴から、Wi-Fiは電波の届く範囲で通信が行えるように、全方向に均等に電波を飛ばしているのです。

部屋のあらゆる場所でWi-Fiを利用することができる分、アンテナからの出力を無駄にしてしまっている部分もあります。また携帯やタブレットであれば、使いたい場所が変わるので、無線を飛ばす時は障害物などに邪魔されて、電波の届きが悪くなってしまうこともあるでしょう。

全方位による無駄な電波の消費を抑えるために、特定の端末に集中的に電波を出力する機能が「ビームフォーミング」になります。

特定の機器に向けて、電波を発信するので、通信を安定させて高速通信を実現することが可能です。

送信出力の調整

集合住宅やオフィスビルでWi-Fiを利用する場合は、複数のアクセスポイントが近いといったことがあるでしょう。複数のアクセスポイントが近い場合は、ルーターが出力する電波が干渉する場合があります。

基本的に、一軒家などでは複数のアクセスポイントによって、電波干渉される可能性は少ないのですが、SSIDが多くWi-Fiが安定していない場合は、送信出力の調整を実施してみてください。

通常、初期設定のWi-Fiで、デフォルト設定が100%となっていますが、下げることで電波干渉を防ぐことができます。

Wi-Fiの高速通信で快適なネット環境を手に入れる

今回紹介したWi-Fiの高速通信を実現する方法は、所有しているWi-Fiの種類によって利用できる機能が異なるケースがあります。

そのため、所有しているWi-Fiで実現できる高速通信の手段を実践してみてください。高速通信を実現することで、快適なネット環境を整えることができます。

今まで、知らずに電波干渉などで、通信環境が安定していない可能性があるので、紹介した高速通信の設定を変更してみて、ストレスのないネット環境を手に入れましょう。

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まとめ(よくある質問)

 

バンドステアリング機能ってなんですか?

 

バンドステアリング機能とは電波の混雑状況に合わせて通信させる帯域(2.4GHz帯と5.GHz帯)を自動で切り替えることができます。

 

倍速モードってなんですか?

 

倍速モードは特定の帯域をチャンネルとして分ける性質をもっており、この2つのチャンネルを使用することで倍の通信速度を実現できるモードです。

 

ビームフォーミングってなんですか?

 

ビームフォーミングとは全方位による無駄な電波の消費を抑えるために特定の端末に集中的に電波を出力する機能のことです。機器を特定して発信するため安定した高速通信が実現できます。

筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年

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