Wi-Fiルーターの熱暴走に注意!どのように対策するのか?
※こちらのブログは通信業界歴20年の者が個人の見解で書いたものです※
真夏の時期や寒い季節の暖房の影響によって、Wi-Fiルーターが熱くなってしまい、熱暴走を始めてしまう恐れがあります。熱暴走を始めると、どのような影響を与えてしまうのでしょうか。
今回は、Wi-Fiルーターの熱暴走について、詳しい内容を紹介していくので、参考にしてみてください。
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Wi-Fiルーターが熱暴走すると?
暑い季節には、Wi-Fiルーターの稼動が長期的に続いてしまうと、熱暴走を始めてしまうことがあります。24時間、電源が入りっぱなしのWi-Fiルーターは常に発熱している状態なので、触ってみても熱いと感じるはずです。
Wi-Fiルーターが熱暴走を始めると、通信速度が安定せずに、ネット通信が遅くなってしまったり、トラブルの原因になることがあります。
また長期的に、熱暴走が続いてしまうと、故障する原因になるので、早めに熱暴走に気付き対策を講じることが大切です。
Wi-Fiルーターの熱暴走の対策
Wi-Fiルーターが熱暴走してしまうと、回線の調子が悪くなったり、故障の原因になることがあります。そのため、対策を知っておき、速やかに熱暴走を改善することが大切です。
Wi-Fiルーターの熱暴走の対策について紹介していくので、参考にしてみてください。
・見通しのいい場所に設置
Wi-Fiルーターは、普段は人目がつかないところに置かれていることが多く、部屋の隅や机の下に置かれていることがあるでしょう。そういった場所に放置されていると、熱がこもりやすく、夏の暑い季節には熱暴走の原因になることがあります。
そのため、Wi-Fiルーターの置き場所には、細心の注意を払うことが大切です。Wi-Fiルーターの置き場所として適切なのは、見通しがいい場所に置くという方法になります。
見通しのいい場所に設置すれば、熱がこもることを避けることができるので、熱暴走を回避することが可能です。
また周囲に障害物をなくすことができるので、安定して高速通信を実現できます。
・重ね置きしない
Wi-Fiルーターをモデムやケーブルテレビのセットトップボックスと一緒に、重ね置きしている方もいるのではないでしょうか。重ね置きしてしまうと、Wi-Fiルーターの排熱がうまく行われないので、熱暴走の原因になってしまいます。
重ね置きしなくても、近くに機器を置いておくことで、熱暴走が発生してしまうことがあるので、注意しましょう
・掃除はこまめに実施する
部屋の隅などに、ずっと置かれているWi-Fiルーターは、すぐにホコリが溜まってしまうことがあります。特に排熱口にホコリが溜まってしまうと、本体に熱がこもる形になるので危険です。
Wi-Fiルーターは、ホコリが蓄積しないようにこまめに掃除をして、周辺についても奇麗に掃除しておくようにしましょう。
・ファンを当てる
熱暴走を抑える方法として、ファンやパソコン用の冷却器を近くに置くという方法もおすすめです。ファンを当てていれば、物理的にWi-Fiの排熱を手助けしてくれるので、熱暴走を避けることができます。
他にも、エアコンや換気扇の風が当たる場所に、Wi-Fiルーターを設置しておけば、排熱をうまくすることが可能です。
・省電力設定を活用
Wi-Fiルーターの種類にもよりますが、省電力設置を搭載しているWi-Fiルーターがあります。不要な時は、ランプを消すなどして、消費電力を下げることで、発熱も下げることが可能です。
他にも、タイマー機能を搭載しているルーターもあります。夜間など、Wi-Fiを利用しない時間帯は、オフの設定にしておけば常に発熱した状態を減らすことが可能です。
搭載されている機能をフル活用していけば、熱暴走のきっかけや原因を避けることができます。
Wi-Fiルーターを定期的に再起動する方法もおすすめ
Wi-Fiルーターが熱くなる熱暴走を避けたいのであれば、定期的に再起動を実施する方法もあります。Wi-Fiルーターがフル稼働していると、どうしても発熱しがちになるでしょう。
そのため、定期的にWi-Fiルーターを再起動させて、熱暴走の危険を回避する方法がおすすめです。
ただ再起動する時間は、長くても10秒以上は電源を切っておく必要があります。すぐに再起動したとしても、反対に起動した時の熱で、余計に熱くなってしまう可能性があるでしょう。
出来るだけ再起動する際には、Wi-Fiルーターを休ませてあげる時間を設けることが大切です。
また再起動する時に、設定が初期設定に戻ることもあるので、事前にパスワードなど控えておき、間違えのないようにしておく必要があります。
Wi-Fiルーターが熱暴走しないために対策は定期的に実施
Wi-Fiルーターは一度つけると、ほとんどの方がつけっぱなしにしていることが多いでしょう。しかしつけている状態が長いと、熱暴走を引き起こし、通信が乱れてしまうきっかけになってしまいます。
今回紹介した、熱暴走を回避する手段を活用してみて、通信速度が遅くなるといったトラブルに発展しないように注意しましょう。
熱暴走の対策を講じることで、安全に配慮してWi-Fiルーターを利用することができるので、長期的に利用するためにも意識することを検討してみてください。
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まとめ(よくある質問)
Wi-Fiが熱暴走した場合
Wi-Fiが熱暴走してしまうと、通信が安定しなくなったり、最悪の場合は故障の原因にも繋がります。
Wi-Fiの熱暴走への対策
Wi-Fiの熱暴走対策は主に「見通しのいい場所に設置」「重ね置きしない」「掃除はこまめに実施する」「ファンを当てる」「省電力設定を活用」の5つです。
さらに有効な対策は?
Wi-Fiの熱暴走の対策としてWi-Fiを定期的に再起動することです。フル稼働している状態ですと、熱暴走から故障に繋がる可能性も高いため、定期的な再起動がおすすめです。
筆者:平島 賢一(男性) 通信業界歴20年