「令和6年能登半島地震」現地での支援活動にスカイベリーWiFiを活用いただいています。

利用国:日本

弊社は2021年より、国内外の自然災害による被災者や 紛争による難民・国内避難民に、迅速かつ効果的に日本からの支援を行っている、ジャパン・プラットフォームの活動を通信面でサポートしています。国内外利用可能な「スカイベリーWiFi」を無償で貸し出しすることで、支援活動の際の通信問題を解消し、現地で活動をする団体を支援しています。

「令和6年能登半島地震」では、ジャパン・プラットフォームの加盟団体である、NPO法人Vネットに被災地での支援活動スカイベリー®を活用いただいています。

-「令和6年能登半島地震」支援活動-

2024年1月2日より支援活動に入り、当時は電気も使えない、水も出ないという状況で、現地の方に状況を伺いながら支援活動を開始しました。

炊き出しや飲料水などの食事の支援は、他の団体も動きすぐに届くことが多いですが、このような水はあくまでも、飲料水として配給されます。一方、現地では「お風呂に入れない」「洗濯ができない」等の声が多くありました。衣類を支援されたとしても、洗うことができなければ、いつまでも洗濯物が貯まってしまったり、同じものを何日も着るしかありません。

そういった問題を解決するため、生活用水を配る為の給水車を自分達で仕立て、各避難所へ設置した水タンクへ給水、加えて洗濯機も設置し、洗濯やお風呂で使えるようにしました。2週間以上お風呂に入れない状況が続いていましたが、1月15日に最初のお風呂を設置し、ここから現時点で輪島市内に4箇所のお風呂を設置し、1日500人以上の方が利用しています。

久々にお風呂を利用できた方からは「やっとお風呂に入れる」「最高に良いお風呂だった」という声が多くあがっていました。

現在は水道が復旧し、水道水からお風呂や洗濯に必要な水を利用することができますが、発災後の約3ヶ月は、給水タンクに水を補給する為、輪島市門前町にある浄水場から毎日、各避難所へ水を配給していました。

-支援活動におけるスカイベリー®WiFiの活用-

沢山の方に利用していただくと、お風呂の事業もVネットのスタッフのみでは回せなくなるので、地元の方にも働いて頂きシフトを組んで、運営をしています。時間や休み等のしっかりとしたシフト組や管理を行うために、スカイベリーWiFiを活用しています。

また、スタッフ間の連絡、情報共有、日報作成、支援活動に必要な情報収SNSでのボランティア募集の呼びかけ等、様々なことにもスカイベリーWiFiを活用しています。

毎週行われていた他の団体も含めた情報共有の打合せ(現在はオフラインで実施)にも、1つのキャリアににとらわれないスカイベリーWiFiだからこそ、安定した通信で、離れた拠点とも連絡をとることができました。

他の便利な使い方

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